ステータスアイテムとしての魅力、大型オートバイ、ハーレー
ハーレーの魅力とは「ルックス」「音」「乗り心地」の3つに凝縮されています。 日本のバイクのようにエンジン音を静かにするとか、乗っていて不快なエンジン音を静かにするといった改良はあまり加えられていません。 ただし、2000年のツインカム88B(バランサー)エンジンの登場により、音や振動は以前のモデルよりも抑えられています。
しかし、ハーレーの魅力と言えば、3拍子と呼ばれるエンジン音の響き、シートに乗った時に感じるエンジンのバイブレーション、伝統的なデザインに有ります。 他社が改良を加えるマイナス部分が逆に魅力となっています。
同社の最も小さいスポーツスターでも883㏄あり、日本では大型免許がなければ乗ることができません。 日常の移動にそれほどの大型オートバイは必要ないにも関わらず、人気が衰えないのは、付加価値が高いからです。
同社はカスタム用品が他社に比べても多いことで知られています。 世界に1つだけのオリジナルバイクを作ることもできます。価格も他社の2倍以上します。 そのため、ハーレーを購入する人には比較的収入の高い人が多いです。
愛好者には社長や芸能人もいます。言ってみれば、高級腕時計のようなステータスを示すアイテムとも言えます。 外で運転していると「あれハーレーじゃない?」とバイク好きの人の注目を集めやすいです。 そういう周囲の反応を楽しむ人もファンの中には多いようです。